カリスマ調律師 武内喜美郎

 武内喜美郎は、単独渡米し取得したスタインウェイピアノライセンスチューナーの資格と、日本の調律資格の両方を持つカリスマ調律師です。その技術やセンスは、更に磨きがかかり、今もなお、多くのピアニストから愛され、コンサート開催時には指名されています。
調律は、武内喜美郎本人が出向きます。コンサートピアノはもちろん、家庭のアップライトピアノまで調律いたしますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。

米国製ピアノ椅子修理等リユース事業の展開

 今回は『米国製高級ピアノ椅子修理等リユース事業の展開』で平成 31年1月に福岡県経営革新計画の承認を受けた㈲クラビアート 代表取締役社長 武内喜美郎氏に話を伺った。
同社は、昭和38年に先代が楽器販売店・ピアノ教室を展開する「武内楽器」を設立。平成11年4月に武内氏が事業承継するとともに法人化。現在は、先代からの事業に加え、ピアノの調律をはじめ、3年前に新築したクラヴィアート音楽館(表紙)を利用した音楽教室の開催、ホールレンタルを主力に運営している。また、ヨーロッパでプロのピアニストとして活躍していた外国人講師による英語でピアノレッスン等を行っている。

調律サービスを行うなかでの気づき

武内氏は、早くから世界最高級ピアノといわれるスタインウェイピアノの調律・調整の資格を取得しており、九州・山口の各音楽施設をはじめ、プロの演奏家からの依頼を受けてきた。
実は、このスタインウェイピアノが弾かれる場合はほとんどが米国製高級ピアノ椅子「ポールジャンセンコンサートベンチ」が使用されることが多く、ピアノの調律・調整を行う中で、演奏家から同椅子のガタつきに対するクレームがあり、急遽椅子を差し替えるといった場面に立ち会うことが度々あった。このことから、米国製高級ピアノ椅子の修理に着目。それから同椅子の経年劣化、椅子のガタつきについて研究し、その修理方法を考案。少子化やデジタル化、ピアノ生産・販売の減少等により、今後、減少する調律サービスを補完する新たな事業としての可能性を見出し、今回の経営革新の申請に至った。

今後の事業展開

同社は、今後もスタインウェイピアノや国産ピアノを中心とした調律・修理技術の提供及び音楽教室、ホールレンタルなどの運営はもちろんのこと、新たな取り組みである米国製高級ピアノ椅子(ポールジャンセンコンサートベンチ)修理等リユース事業の販路開拓をしていく予定だ。
また、将来的に音響効果を高めるピアノインシュレーター(機器を振動から守るために使われる防振材)も考案中とのこと。常に革新的な挑戦をし、大きな可能性を秘める同社の活躍に注目したい。

武内喜美郎の「新不等分平均律(または改良型複合純正音律)」

ピアノ調律

 今回の経営革新事業計画の大きな特徴はピアノ調律である。今まで当社は事業の半分近くをコンサートのピアノ調律で占めていたが、この間に蓄積した当社独自のピアノ調律システムを提供するものである。
一般的にピアノ調律は、ドレミファソラシドの音階をピアノの鍵盤に作り上げるものと思われているが、実はその音階は人類始まって以来何百種類も考えられてきた。現在は現代音楽のほぼ99%が平均律という音階で演奏されている。これは全ての種類の音楽を演奏させようとするために考案された妥協の音階である。特に若い方たち向けのデジタルミュージックは全てが平均律音階で演奏されており、移調転調編曲などがパソコン上で意図も簡単に自由自在にたやすく出来、なんと言っても安価で音楽や楽器の大量生産にうってつけである。だがしかし音楽的な欠点もあり和音が協和していないことである。これは無調性とも呼ばれどの音楽を聴いてもおなじような印象しか受けない。クラシックの名曲と呼ばれるものは昔から純正音律を活用し曲想を完成させた。しかし平均律を用いると全く無味乾燥なものに変わってしまい味気のない平坦な音楽になってしまうのである。
そのうえさらに長期間長時間聞き続けてあるいは演奏し続けているとストレスがたまり精神的にも肉体的にも変調をきたしてくる。具体的にはいらいら、頭痛、耳鳴り、自律神経失調、腰痛、最悪の場合各種の依存症などに陥ることもある。そこで今回の事業計画はこの20年間のスタインウェイピアノを使った演奏会で培った調律技術を改良し、お客様に「正真正銘の音楽本来の音階と、健康になる元気になる癒され幸せな気分になる」ピアノ調律技術を提供する。題して「新不等分平均律(または改良型複合純正音律)」とでもなろうか。
ピアノ調律

履歴書・身上書

フリガナ  タケウチ  キミオ
氏   名  武内 喜美郎
誕 生 日  昭和29年12月21日
本籍地・現住所
〒839-0824  福岡県久留米市善導寺町飯田550-2

学歴・職歴
昭和49年 カワイピアノ調律技術者養成所技術研修
昭和50年 カワイサービスセンター
昭和51年 (有)川下商事技術課
昭和56年 (有)世界堂楽器嘱託
昭和61年 ヤマハエレクトーン技術研修
昭和63年 米国コンコーディア大学付属英語別科
平成元年 米国ピアノ調律師ニコラス・カーチャーに師事
平成2年 ヤマハグランドピアノ技術研修
平成2年 (株)松尾楽器商会スタインウェイピアノ技術研修
平成6年 アメリカ・スタインウェイ元工場長ビルガーリックに師事
平成8年 (株)松尾楽器商会技術部入社
平成8年 ドイツ・スタインウェイピアノ技術研修
平成10年 スタインウェイアカデミー・講師ジョージ・アンマンに師事
平成11年 有限会社 クラビアート設立
平成11年 スタインウェイ・ジャパン(株)より業務委託
平成19年 スタインウェイアカデミー・講師シュテファン・フリッツに師事
平成20年 スタインウェイコンサートピアノ(元ブルーノート福岡使用)導入
平成27年 ハイクラスミュージックサロン「クラヴィアート音楽館」オープン
平成29年 ヨーロッパ人講師「英語でピアノレッスン」開始
平成30年 福岡県経営革新計画承認事業所に認定
2019年  ピアノ用革新的音響改善インシュレーター研究開発

免許・資格
昭和50年 普通自動車免許
昭和58年 日商簿記3級
昭和62年 日商ワープロ3級
平成3年 英語検定2級
平成5年 アマチュア無線3級
平成5年 日本ピアノ調律技術者協会員
平成10年 スタインウェイ会特別会員
平成11年 スタインウェイ会評議員

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